夏用小刺子剣道着の感想と藍染色落ち初期対策

夏用に小刺子剣道着（藍染）を買ってみました

夏用藍染 小刺子剣道着

今までは特に夏用剣道着というものは持っておらず、年中同じ厚さの剣道着を使っていたのですが、最近は質が良いものも出ているようだったので、薄手の夏用剣道着というものを買ってみました。
購入したのは上の剣道着。しっかりと藍染の小刺子剣道着というものです。
夏用剣道着を選ぼうとしている方のために細かいところも含めてレポートしてみたいと思います。

なんと言っても特長は薄さと質感。
ただ、薄いだけでは無い！

サイズは自分で分かっていましたので通販で購入をしたのですが、まず届いて手に持って感じたのは、「（品質が）ちゃんとしてる！」というものでした。夏用剣道着ですので生地が薄いのは当然ですが、今回選んだ「小刺子」の具合。これが良いものでした。サラッと着れそうというのが手にとってすぐに感じられました。

襟元のアップ。薄手ながらちゃんと刺子生地なのが高ポイントです。
夏用剣道着でもペラペラではなく、かつジャージ生地も避けたかったので、この小刺子剣道着は自分にはぴったりでした。

表面の質感。ちゃんと剣道着でおなじみの刺子生地です。

襟も薄いです。でもすぐに「くたっと」へたるような感じではないです。
裏地も気持ちよく着れそうな感じです。

剣道着越しに明るい方を見るとこんな感じです。メッシュ感あります。


この感じなのでもちろん洗濯後の乾燥も早い、すごく乾きやすい剣道着です。

夏用の薄手生地ということで強度（頑丈さ）がちょっと気になるところとは思いますが、この剣道着は肩の部分には裏から一枚布があてられていて、補強されています。胴紐でこすれる部分のなのでこの部分の補強は重要です。

胴紐が最も強く当たる肩の部分。長く使っていると剣道着はここから穴が空きはじめます。だから補強はありがたいのです。

袖口も同じように裏から布が一枚当てられており補強されています。ここも腕や小手など多くこすれる部分です。
このあたりの補強がちゃんとされている辺り、信頼できます。

生地の質感を普通（自分が元々使っていたスタンダードなタイプ。色落ち具合は無視してください。。）のものと合わせて比べてみました。「小刺子」の感じが分かるかと思います。断然目が細かいです。そして涼しげですよね？

夏用藍染 小刺子剣道着
4100円（税抜）という価格もありがたいです。

amazonや楽天でも買えます。
在庫状況が微妙に違っていたりするようなので、
サイズと在庫を合わせて確認してもらえればと思います。
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藍染めということで色落ちを落ち着かせるべく儀式を行いました

新品の藍染剣道着を買ったときの悩みのひとつは初期の藍染の色落ちです。
これは宿命ではありますが、手や着た時に当たる部分（とくに首筋や胸、腕・・あちこち）は青く色が付きます。これは誰もが経験のあることだと思います。何度か使用と洗濯を繰り返すうちに色落ちは落ち着いてくるものですが、なるべく早い段階で落ち着けたいというのが本音だと思います。そこで、完全に自己流ではありますが、この色落ちを早い段階で落ち着かせる「新品剣道着にまずやる儀式」についても以下で紹介します。

新品剣道着は使い始める前にまず思い切ってお湯洗い

ちゃんと藍染で作られた剣道着はどうしても色落ちがしてくるので、まずお湯洗いをしてしまいます。
これで粗方、すぐに落ちてくる部分を落としてしまいます。
新品の藍染剣道着は触っているだけでも指先が藍色で青く染まったりします。

思い切ってシャワーでお湯洗い。
意図的に余計な分の色落ちをさせ、色落ちを落ち着かせるのが目的です。
一旦お湯を通すことで、気持ちよく着られるというのもあります。

ちょっと風呂の浴槽にためて、どれくらい新品状態から藍色が色落ちしてくるか試してみました。
すこしお湯をためたら、手もみと足踏みで洗います。

実際、今回の剣道着についてはそこまで色落ちはして来ませんでした。
（ちょっと水が青っぽくなるくらい）

それでも、指先はばっちり落ちた藍色で染まっています（石けんで洗えば落ちます）

また、浴槽にも色落ちした色が付いていました。

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この儀式のあと、改めて洗濯機で洗濯して使用開始前の準備完了です。
藍染のものを扱うには邪道なところもあるのかも知れませんが、だいぶ気持ちよく着始められます。

以上、おすすめの夏用剣道着情報と色落ち落ち着かせ対策の方法でした！