剣道「攻め方」のメモ
公開日:
:
最終更新日:2016/04/16
剣道の「技」
目次
剣道での攻め方、仕掛け技、戦法アイディアの備忘録
剣道における攻め方の流れや手順、仕掛け方、戦法のアイディアをまとめていきます。
稽古や試合前などに見直せるようなまとめにしていきたいと思います。
主に自分用に作っている感じですが、見ていただいている方にも参考や、ひらめきのきっかけになると嬉しいです。
「面」に行く攻め方、仕掛け技
【出鼻面】・出鼻面は息を吐いて溜めて待つ。相手が動き出したらすかさず面
・身体を左に裁き、相手の右側から対角線状に乗っていく面(相手に小手を警戒させる)
【巻き落とし面】・中間の間、裏交差になった時に右回りに巻き落とし鋭い面に出る
⇒世界剣道選手権2015男子個人戦の準決勝、竹ノ内が西村に決めた面のイメージ
・抜き胴を狙っていると思われる相手に対して、こちらから勢いよく面に行くと見せかけて、相手が胴を打ちに来たところを押さえて面。小手合わせ面の要領。胴合わせ面。体勢としては引き面に近い形になる。間合いにより対応。(場面としては立ち上がりや、2本目の開始直後)
「小手」に行く攻め方、仕掛け技
【出鼻小手】相手の面を引き出す。来たところを上からカマをかけるようなイメージで鋭くとらえる。
・相手が受けようと竹刀を横にした体勢(手が上がった状態)に対して、相手の竹刀に平行に横から小手。
下から攻めて相手の手を上げさせる。
【小手合わせ面】相手が小手に来たところを同時の小手、すかさず二段打ちの面。早い小手面のイメージ。
・相手が面に来たところを間合いを切るように後ろに引く、相手が面に届かず技が尽きたところに鋭く小手(引き小手)鋭くないと一本にならない。
「胴」に行く攻め方、仕掛け技
・相手が面に来たところ、極力前で受け、すかさず胴へ。刃筋正しく打たないと一本にならない。
・下から攻めて、グッと前に進みながら面に行くように手を上げる。相手が防御しようと手を上げたところ、空いた逆胴に鋭く切り込む。残心は相手の懐に攻め入るか、素早く間を切るように引く。
「突き」に行く攻め方、仕掛け技
・硬直状態で相手が動かない、どうにも相手の剣線が外れず面に行きにくい際、突きに行く。この時、ほんの少しだけ上から行くような気持で突くと外れにくい。左手と腰で行く。
全般に、「刃筋正しく」「剣先の動きを最小限に」「鋭く強く」「自信を持って(良い時のイメージ)」
試合前に役立つリンク集
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